今月の言葉【令和3年9月】 |

今月の言葉【令和3年9月】

静岡教区 北豆組 長圓寺 小川梓貴

今月の言葉は「敬う心」です。
「敬う」という言葉を聞いて、皆さんは誰を思い浮かべるでしょうか。
ぱっと思い浮かぶのは、お年寄り、恩師、両親、神仏、いつも自分より目上の方、尊敬する方に使いますよね。
とくにここ最近は、医療従事者の方々やエッセンシャルワーカーの方々には頭が下がる思いです。
日常生活の中にも皆様それぞれに「敬う心」はあると思います。

例えば、食事の時に「いただきます」や「ごちそうさま」というときに手を合わせます。
これは食材への感謝とこの食事になるまでに関わってくれた方々への敬意が込められています。
私たちが日常生活の中でしている手を合わせるという所作「合掌」は感謝や敬意を伝える作法です。
お念仏をお称えする時も阿弥陀様を敬い「合掌」をいたします。

日常勤行式でお勤めします「三宝礼」というお経があります。
( )は訓読です。

一心敬礼十方法界常住仏
(一心に敬って十方法界に常住する仏を礼したてまつる)
一心敬礼十方法界常住法
(一心に敬って十方法界に常住する法を礼したてまつる)
一心敬礼十方法界常住僧
(一心に敬って十方法界に常住する僧を礼したてまつる)

この一説は阿弥陀様、仏法、阿弥陀様のみ教えを信じ仏道修行に励む人々の3つを心から敬うお経です。

9月20日敬老の日から9月26日までの一週間は秋のお彼岸です。
今一度、今は亡きご先祖さまに想いを馳せてご供養する機会です。
ぜひ、合掌して「敬う心」でお念仏をお称えください。
新型コロナウイルスに加え、残暑厳しい毎日でございます。
お身体お気をつけてお過ごしください。
ありがとうございました。